赤ちゃんが日焼けが原因で熱を出すことがあると知っていましたか?外でたっぷり遊んだ後、赤ちゃんが熱を出していたら、それは日焼けが関係しているかもしれません。今回は、赤ちゃんの日焼けが原因で見られる熱の症状や、適切なケア方法についてご紹介していきます。
赤ちゃんが日焼けで熱を出してしまう理由とは?
赤ちゃんが急に発熱した場合「風邪かな?」と考えることも少なくないのではないでしょうか。
しかし、日焼けによって皮膚や身体全体が熱を帯びたり、免疫力に影響を与えたりすることも発熱につながるといわれています。
発熱は、体内にこもった熱を体外へ出すため必要な過程でもあるため、あせらずに対処することが大切です。
赤ちゃんは日焼けが原因で熱以外にどのような症状が出る?
赤ちゃんは強い紫外線を浴びることによって、発熱だけでなく脱水症状をはじめとした重い症状や、熱中症などの症状が引き起こされてしまうこともあります。
特に炎症がひどい場合や、頭痛、嘔吐、けいれん、意識障害などが見られたら、自宅で対策をおこなうことにこだわらず、すみやかに病院へ連れていきましょう。
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赤ちゃんが日焼けで熱を出したときの処置方法
赤ちゃんが日焼けで発熱した場合にも、基本的に風邪による発熱時と同様の処置をおこなえば問題ありません。
ただし、日焼けした箇所が赤く腫れているときや、それによって赤ちゃんが痛がる様子がある場合には、皮膚を過剰に刺激してしまわないように注意してください。
1:熱を持っている場所を冷やす
紫外線を受けて熱を帯びている皮膚には、冷えたタオルなどをやさしく当てて冷やしてあげましょう。
水シャワーなども効果的ですが、熱が高いときは身体が冷えすぎてしまうなど、逆効果になる場合もあり注意が必要です。
赤ちゃんの様子を見ながら判断してください。
2:リンパに近い部分を冷やす
日焼けによって熱が出ているときには、紫外線を浴びた皮膚だけでなくリンパ付近を冷やすことも効果的です。
脇の下や太ももの付け根、首筋など、熱が集まる場所に同じく冷えたタオルなどを当てて、やさしくケアしてあげましょう。
炎症中の皮膚をゴシゴシこすったり、冷えピタ等を張ったりすると逆効果になる可能性があるので、注意してください。
3:日常的に十分な保湿ケアをする
日焼けが熱の原因になっている場合、冷やしてあげるのはもちろんのこと、保湿ケアも効果的です。
保湿力の高いベビーローションによって炎症や乾燥から守ってあげることで、日焼けした箇所が落ち着いていきます。
泣いたりぐずったりしている赤ちゃんに、試してみることをおすすめします。
4:安静にして回復を待つ
紫外線を浴びて熱を持った箇所を冷やし、保湿も完了したら、あとは自宅で安静に寝かせて回復を待ちましょう。
食欲がなさそうなときにも、水分補給は十分におこなうように心がけてください。
あまりに長引く場合や、次第に症状が悪化した場合には、病院へ連れていってあげましょう。
赤ちゃんが日焼けで熱を出した時には落ち着いてケアしよう
風邪やウイルスの影響ではなさそうなのに、突然熱を出した赤ちゃんにはママも驚いてしまうかもしれません。
しかし、デリケートな赤ちゃんにとって紫外線は大きな影響を及ぼすものと知っておけば、あせらず冷静な対応ができるはずです。
赤ちゃんの日焼け対策や発熱時のケア方法を覚えて、突然の発熱時にも適切な対応を目指しましょう。
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