赤ちゃんの紫外線対策に知っておきたい1年の紫外線量 | 紫外線量グラフで解説

近年、赤ちゃんや子どもの紫外線対策の重要性に注目が集まっており、日焼け止めは必需品と言われています。その背景には、オゾン層の破壊などの要因から、有害な紫外線が増えている状況があります。いまや、紫外線対策は夏だけに限らない時代。特にデリケートな肌をもつ赤ちゃんの紫外線対策は、いつからいつまで行えばいいのでしょうか?今回は、赤ちゃんの紫外線対策のために知っておきたい、1年間の紫外線量の推移について、紫外線量グラフを参照しながらご説明します。

赤ちゃんの紫外線対策:時期や場所ごとの紫外線量

青空と太陽光

1.紫外線量の年間推移

夏になると、肌に当たる日差しをジリジリと感じるため、紫外線が強いことは想像がつきますよね。

実は、夏以外の季節でも、肌は強い紫外線にさらされています。

気象庁年間紫外線量グラフ

気象庁HPより:日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ

気象庁が毎年発表する紫外線量グラフを見てみましょう。グラフによると、春先から秋まで、中程度以上の紫外線が観測されていることが分かります。

紫外線量は、住んでいる地域や天気によっても変わりますが、一般的に、春から秋までの日中は紫外線対策をすることが望ましいと考えていいでしょう。

赤ちゃんの紫外線対策をする時には、気温や天気だけで判断せず、紫外線量グラフに表れている実際の紫外線量を意識してみましょう。

特に春先は、冬の乾燥で肌がダメージを受けているところへ、急激に紫外線が増えてきます。紫外線対策をせず無防備な状態でいると、赤ちゃんの肌は紫外線によるダメージをまともに受けてしまうでしょう。

春先から赤ちゃん用の日焼け止めを塗り、帽子を被らせるなど、生活の中に紫外線対策を意識して取り入れていきたいですね。

2.1日の紫外線量の推移

赤ちゃんと外出する時には、日差しの強い時間帯を避けることも紫外線対策に繋がります。

時間帯ごとの紫外線量グラフを見てみましょう。

気象庁時間帯別紫外線量グラフ

紫外線の一種であるUVA(※)は、朝の7時前後から急激に増え始めます。

UVAは、ガラス越しでもお肌に影響を与えます。赤ちゃんが室内でいることの多いベビーベッドや遊び場などは、直射日光が当たらない場所に設置するといいでしょう。

紫外線量グラフに表れているとおり、10時から14時の間は、特に紫外線が強い時間帯です。止むを得ない場合以外は、この時間帯の外出を避けるのも一手です。

※UVA:紫外線は波長によってUVA、UVB、UVCに分かれており、実際に地表に届くのはUVAとUVB。UVAは肌に蓄積的なダメージを与え、ハリや弾力を失わせて、光老化を引き起こす原因になります。

3.天気で異なる紫外線量

サングラスをかけた赤ちゃん

晴れの日は言うまでもなく、曇りや雨の日でも、紫外線量は多いものです。

快晴時の紫外線量を100%とすると、晴れの日は約98~90%、薄曇りの日は約80%、曇りの日では60%、雨の日は約30%とされています。

曇りや雨の日でも紫外線量が少なくないことを踏まえて、日中の外出時は赤ちゃんにきちんと日焼け止めを塗り、紫外線対策をしておくと安心です。

4.場所ごとの紫外線量

ゴムボートに乗った赤ちゃん

夏の海に遊びに行くと、普段よりももっと日焼けしますよね。このように、紫外線の量は、場所によっても大きく変わります。

上から降り注いでくる紫外線量に加え、地面や水面からの照り返しで増える紫外線量の目安は、以下のとおりです。

  • 新雪:約80%
  • 砂浜:15~20%
  • 水面:10~20%
  • アスファルト:約10%
  • 芝・土:10%以下

一方、日陰では紫外線量が約50%下がります。日中に外出する必要がある時は、なるべく日陰を選んで歩くだけでも、紫外線対策になりますよ。

いつでもどこでも紫外線対策ができるように、お出かけの時には、ポケットに日焼け止めを入れておきたいですね。

赤ちゃんには年間を通した紫外線対策を

ママと赤ちゃん

紫外線量グラフでも示されているとおり、紫外線は春~秋にかけて注意が必要な量になります。皮膚の薄い赤ちゃんの肌を守るためには、年間を通しての紫外線対策が必要と言えます。

冬場は、スキー場などのレジャーの場面で紫外線対策が必要になることがあります。

赤ちゃんの肌はデリケートなので、大人以上に紫外線対策が重要です。

外出の時には赤ちゃん用の日焼け止めを持ち歩き、2~3時間おきに塗り直しましょう。

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まとめ:紫外線対策で赤ちゃんの肌を守ろう

赤ちゃんとママの手

赤ちゃんの紫外線対策に役立つ、紫外線量の推移について、紫外線量グラフを見ながらご説明しました。

気象庁などが発表しているグラフなどのデータは、毎日の生活にも非常に役立ちます。目視ではなかなかわかりづらい紫外線量ですが、グラフで見ると一目瞭然ですね。

将来の健康な肌を守るためにも、情報を適切に活用しながら、赤ちゃんの頃からの紫外線対策を行ってあげたいですね。