赤ちゃんの日焼け止めは「顔用」を使うべき?「からだ用」と使い分ける?

大人が日焼け止めを使うとき、「顔用」と「からだ用」と部位別に分かれているもの使う人がいます。赤ちゃんにも、顔用とからだ用の日焼け止めを分けて使った方がよいのでしょうか? 今回は、赤ちゃんの日焼け止めの選び方についてご紹介します。

日焼け止めの「顔用」「からだ用」の違いは?

日焼け止め

そもそも大人用の日焼け止めで分けられている顔用とからだ用の違いはどのような点でしょうか。まず、大人になるにつれて皮膚が完成すると、顔と体の皮膚の厚さは全く異なります。体よりも顔の皮膚はデリケートで薄い特徴があります。

顔用の日焼け止めの特徴

顔用の日焼け止めには、お肌を乾燥から守るために、美容成分や保湿成分がたっぷりと含まれていたり、しっとりしているものが多いのが特徴。また、体に比べて顔にはたくさんの皮脂腺があり、毛穴も詰まりやすく肌トラブルを起こしがち。このような顔の皮膚の特性を見極め、成分にこだわって作られているのが顔用の日焼け止めです。

そんな贅沢成分が配合された顔用の日焼け止めですが、体に使用するのはおすすめできません。顔用の日焼け止めはしっとりと保湿成分が含まれているものが多いため、からだ用の日焼け止めに比べ伸びがよくありません。伸びの悪い日焼け止めを体に塗る場合、何度もお肌に塗り込む必要があり、皮膚に摩擦を与えることになります。肌への摩擦は、皮膚表面が傷ついて肌荒れを起こす原因になってしまうのです。

また、顔用の日焼け止めは顔色のトーンアップ効果を目的に、色味が強い日焼け止めになっていることが大半です。顔用の日焼け止めは、衣服に付いて落ちにくいことが予想されます。

からだ用の日焼け止めの特徴

対して、からだ用の日焼け止めは肌に馴染みやすいようジェルタイプが多く、気持ちよさを感じさせるためにメントールなどを配合し、清涼感を出しているものがあります。メントールが入った体用の日焼け止めを顔に塗ると、刺激が強く顔の皮膚にはダメージを受けてしまいます。

上記のことからも、大人の場合は顔用とからだ用をきちんと使い分けるのが理想的です。

赤ちゃんの日焼け止めは使い分ける?

赤ちゃん用の日焼け止めとして販売されているものは、赤ちゃんのデリケートなお肌のことを考え、低刺激で無添加、合成成分も配合されていないノンケミカルなものが主流です。顔から全身に使用できるように作られているので、使い分ける必要はありません。安心&安全な成分でつくられている日焼け止めが1本あれば大丈夫です。

赤ちゃんの日焼け止めの選び方

赤ちゃん

赤ちゃんのデリケートなお肌に使う日焼け止めは選び方が大切です。選び方のポイントをご紹介します。

1.ノンケミカルの日焼け止め

赤ちゃんの日焼け止めには、紫外線吸収剤が配合されていないノンケミカルな日焼け止めを選びましょう。紫外線吸収剤は、化学合成成分でお肌への刺激も強く、かぶれや炎症を起こす原因になります。合成香料や着色料、合成保存料なども無添加で、天然由来成分100%の日焼け止めであれば、お肌への負担も少なくて安心です。

一方で、どんなにやさしい成分の日焼け止めを選んだとしても、赤ちゃんに合うか合わないかは、個人差があるためわかりません。使用前にはパッチテストをおこない、お肌に異常が起きないか確認するようにしましょう。

2.落としやすい日焼け止め

赤ちゃんのお肌に日焼け止めを塗る時、実は大切なのが肌に残らないかどうか。日焼け止めが赤ちゃんのお肌に残ると、とても負担がかかるので、伸びがよくてムラになりにくく、お湯やベビーソープで簡単に落とせる日焼け止めをチョイスしましょう。

また、SPFが高ければ高いほど、UVB(紫外線B波)という、シミや日焼けの元になる紫外線の予防効果が長い分、ベビーソープでは落ちにくいため要注意です。赤ちゃんの普段のお出かけであれば、SPF15~SPF20くらいの日焼け止めで充分です。

3.海やプールなどのレジャーはSPFの高いものを

夏になると楽しいのが、海やプールでのレジャーです。水面に当たった日差しが照り返すこともあり、上から下からと、いろいろなところから紫外線が降り注いできます。直射日光を浴びる時間が長くなるので、こまめに日焼け止めを塗り直すことを忘れずにおこないましょう。

また、赤ちゃんにはUVカットの洋服や帽子を被せて、衣類でも日焼け止めができるように工夫するとお肌への負担が減ります。

※関連記事
赤ちゃんの日焼け止めおすすめ比較5選 | 赤ちゃんの日焼け、紫外線対策

大人用の日焼け止めによく見る「顔用」と「からだ用」の日焼け止め。赤ちゃん用の日焼け止めは、部位別に分ける必要がないので、手間がかからず安心して日焼け対策ができます。安心&安全な日焼け止めを選んで、やさしくかつしっかりと紫外線をガードしてあげましょう。