赤ちゃんの日焼け止めの価格が高いものと安いものの違いはなに?

赤ちゃんのお肌を紫外線から守ってくれる日焼け止め。お肌の敏感な赤ちゃんには専用の日焼け止めがおすすめです。安心な成分にこだわっているもの、石油系合成成分や合成保存料が無添加なものなど、低刺激に処方されている日焼け止めが主流です。そんな赤ちゃん用の日焼け止めも、価格は様々。価格が高い日焼け止めと安い日焼け止めの違いは何でしょうか? 今回は、赤ちゃんの日焼け止めの価格についてのお話です。

赤ちゃんの日焼け止め、価格が高いのにはワケがある?

赤ちゃん プール 日焼け止め

赤ちゃんのお肌に使用する日焼け止めは、やっぱり低刺激で優しい成分を使用した、お肌に負担の少ない製品を選びたいものですよね。
必ずしも価格が高ければ「良い」という訳ではありませんが、価格が高い日焼け止めにはきちんとした理由があるのです。

1.価格が高い日焼け止めは刺激が少ない

赤ちゃん 日焼け止め 刺激

赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ時、一番気になるのが「お肌への刺激」。しかし、特に初めての夏を迎える新米ママには「刺激が少ない日焼け止めとは?」と疑問に感じるかもしれません。

赤ちゃんや敏感肌の大人に与える「お肌の刺激」は下記のような成分が考えられます。

  • 紫外線吸収剤
  • 合成界面活性剤
  • シリコーン
  • 合成ポリマー
  • 香料
  • 着色料
  • 防腐剤
  • アルコール類

価格の安めの日焼け止めにはたとえ赤ちゃん専用であっても、上記のような刺激のある合成成分が含まれていることが多いのです。多くは含まれていなくとも、一部配合されている場合もあります。
例えば「紫外線吸収剤」は紫外線をブロックしてくれる成分ですが、お肌に一度吸収してから化学反応を起こさせて、体外に熱や赤外線を放出するというもの。これは、お肌には刺激となり、お肌のバリヤ機能が未熟な赤ちゃんへの使用は避けたい成分です。

低刺激の「紫外線散乱剤」の日焼け止めがおすすめ

赤ちゃんには、紫外線吸収剤ではなく天然由来の紫外線散乱剤の日焼け止めが安心でおすすめです。
しかし、天然由来成分を使用している日焼け止めは、原価の安い合成成分に比べて価格が高くなってしまうのです。

また「合成界面活性剤」は、水分と油分をなじませる役割を持っていますが、合成の石油系界面活性剤であれば原価は安く、天然由来の界面活性剤は価格が高くなります。
赤ちゃんの日焼け止めを洗い流した後も、いつまでも分解されずに残ってしまう合成界面活性剤もあれば、24時間~36時間ほどで自然に分解される界面活性剤もあります。後者の界面活性剤であれば、合成成分に比べて価格は高くなるのです。価格の安さが売りの日焼け止めの場合は、クレンジングで使用するような強力な合成界面活性剤を含んでいるものもあるのです。

2.日焼け止めに配合されている成分、同じ成分でも「質」が違う

赤ちゃん 日焼け止め

日焼け止めに限らず化粧品にはたくさんの成分が配合されますが、メーカー各社は、その原料を購入し、混ぜ合わせたり抽出したり、と様々な工程を経て製品を作っていきます。ここで使用する原料は下記のような「質」によっても単価が異なります。

  • 原料に重金属やヒ素などの不純物がどれだけ紛れているか
  • 精製純度の高さ
  • 原料の由来がなにか

不純物は、腐敗や臭いの原因になりお肌に刺激を与え、原料がなんの由来かによってその効果も変わります。
例えば、「コラーゲン」と言っても動物性と植物性があり、「ヒアルロン酸」と言っても「鳥のとさか」から取る高級なものもあれば、乳酸菌からバイオを利用して生成される価格の安いものもあります。また、「セラミド」には超高級な動物性のものと米やひまわりから採れるものがあり、「原液」と総称していても防腐剤などいろいろな混ぜものが入っていることもあります。

赤ちゃんの日焼け止めは成分をしっかり見極めて

赤ちゃん ママ 日焼け止め

日焼け止めの価格の違いというと、まずは広告費や宣伝費の影響などが頭に浮かびますが、実際は赤ちゃんのお肌にかかわる部分が大きいのです。赤ちゃんのお肌に優しい原料を使う場合はどうしても価格が高くなってしまうこと、メーカー独自のこだわり処方はコストがかかることを知っておきましょう。

春~夏の紫外線が強い季節は外出のたびに日焼け止めを使います。毎日使うことを考えると、どうしても価格の安さに重点を置きがちですが、大切なのは赤ちゃんに安全な日焼け止めであること。また、乾燥しがちな赤ちゃんのお肌に潤いもプラスしてくれるような日焼け止めであればなおおすすめです。

価格だけに騙されず、どんな成分を配合しているのか購入前に販売サイトで成分表示をチェックしましょう。成分表示の見方で大切なのは、表示されている順番に配合されている量が多いこと。成分名をインターネットで検索すると、どのような成分なのか調べることが出来ます。

また、使用前にはパッチテストも忘れずに。いくら良い日焼け止めであっても、自分の赤ちゃんのお肌に合うのかを確かめましょう。

当サイトでは、赤ちゃんにおすすめのオーガニック日焼け止めを紹介しています。ぜひご参考ください。
※参考:赤ちゃんの日焼け止めおすすめ比較5選 | 赤ちゃんの日焼け、紫外線対策